経済産業省より昨年度執筆した「日本版ヘルスケアソーシャル・インパクト・ボンドの基本的な考え方」が公開されました!SIB導入を検討されている方はぜひご覧ください。
海外動向や課題だけではなく、日本でSIB導入に向けた具体的な組成プロセスも記載しています。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/chiiki/pdf/28fy_h-sib.pdf
さらに今年度は、現在進めている日本での本格導入に向けた具体的な事例に基づき、SIB導入の手引き等を作成する予定です。
<執筆者>
伊藤 健 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特任助教
落合 千華 慶應 SFC 研究所 上席所員
幸地 正樹 ケイスリー株式会社 代表取締役
<目次>
1 社会的課題解決のための施策としての SIB
1.1 定義・目的
1.2 SIB 組成における関係者とその役割
1.3 背景・歴史
2 日本における SIB の位置づけ
2.1 日本における SIB の定義・意義
2.2 ヘルスケア領域における SIB 組成の意義
2.3 地方自治体が SIB に取り組む意義
2.4 官民連携の一つの手法としての SIB
2.5 日本における SIB への資金提供者の可能性
3 SIB 組成プロセス
3.1 組成可能性調査行程
3.2 組成行程
4 特筆すべき課題と対策
4.1 組成プロセスから見る課題
5 参考事例
5.1 ヘルスケア領域での海外事例
5.2 SIB 組成・導入に関連する国内先行事例
5.3 その他成果報酬型モデル事例
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/chiiki/pdf/28fy_h-sib.pdf